浦和レッズDF明本考浩が「この暑さで足をつるのは当たり前」とACL出場組の湘南戦のプレーを称える。髪色の変化について「もっと白にしたかった(笑)」の画像
浦和レッズDF明本考浩

■8月25日/J1リーグ第25節 湘南ベルマーレ 0-1 浦和レッズ (レモンガス平塚)

 浦和レッズはアウェイで湘南ベルマーレと対戦しFWホセ・カンテの3試合連続弾で1-0の勝利を飾った。

 前半の主導権は湘南にあり、アグレッシブに浦和陣内に攻め入る。シンプルにサイドを使いながら攻撃を仕掛けるも、浦和が4-4のブロックを作りながら跳ね返す。

 AFCチャンピオンズリーグのプレーオフから中2日。浦和としては、ある程度割り切ったディフェンスで耐え凌いだ。

 左サイドバックで先発したDF明本考浩は「アウェイでの戦いは、前半耐えることが大事ですし、ゼロで終わろうと後ろの選手たちで話していてプラン通りでした。後半に攻めて行くことも狙っていましたし、相手は足が止まっていた。スペースがある部分も多々あったので上手く勝ち切れたと思います」と振り返った。

 前半19分のフリーキックのチャンスにMF岩尾憲が狙って行くと、ボールはポストを直撃。勢いよく明本が詰めたが相手にブロックされる。その後、39分にはDF岩波拓也の糸を引くような対角線のロングフィードを胸でトラップし右足を振るが枠を捉えきれない。

「彼(岩波)は良いキックを持っているので背後へのランニングは意識しています。目が合うので楽しい。練習でもあの形はあったので決めたいところでした。本当に悔しかったです。ミートは出来たが冷静になれば横に選手はいたので冷静になればよかった」とコメントした。

 その中、62分に浦和が先制する。MF岩尾憲のパスを受けたカンテが左足を振った。シュートまでの流れがスムーズで、ファーストタッチですべてが決まった形だった。

 その後、83分にはDF酒井宏樹の途中交代に伴い、明本は左サイドバックから右サイドバックへとポジションを移すと無失点勝利の立役者となる。

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