横浜ダービーの結果は、優勝争いと残留争いに影響する。
首位を奪い返したいヴィッセル神戸だが、今節対戦するFC東京とは11勝14分26敗と相性が悪い。ただし互いに調子が読み切れないところがあり、ドロー決着を予想する。
現在3チームによるサバイバルレースになっている残留争いでは、16位柏レイソルの苦しみが続きそうだ。今節ホームに迎えるサンフレッチェ広島には勝ち越しているのだが、直近5試合の顔合わせでは1勝4敗。一方の広島では新戦力のマルコス・ジュニオールが早速活躍し、チーム内競争の激化も期待できそう。この試合も広島がものにするだろう。
J2でもダービーが開催される。15位栃木SCと16位水戸ホーリーホックによる「北関東ダービー」だ。
勝点35で並ぶ両チームの対戦では、水戸が14勝6分6敗と圧倒している。だが、今回はドロー決着を予想する。
水戸は現在5連続引き分けと、まさに勝ち切れない試合が続いている。一方の栃木SCには、ここ4試合で4得点の大島康樹、新加入して早速能力を見せつけているイスマイラという好材料がある。
だが、注目すべき点がある。水戸の武田英寿の出場停止である。
今季、育成型期限付きで加入したばかりの武田だが、すでにチームの主力となっている。水戸は今節、攻撃のかじ取り役を欠くことになる。
加えて水戸としては、栃木のホームに乗り込み、慎重に戦う姿勢をさらに強めるはずだ。よって、互いに今季11分している同士の対戦はドロー決着。水戸としては、かつて自らが残したJ2記録に近づく「6」へと連続引き分けを伸ばすことになるはずだ。
今回のtotoの購入締切は8月26日で、ネット決済による公式サイトでの販売は17時50分(コンビニ決済は16時)、くじ売り場では12時、コンビニは11時30分までとなっている。