現地時間の9月9日、サッカー日本代表はドイツ代表と対戦する。会場はドイツ・ヴォルフスブルグにあるフォルクスワーゲン・アレーナで、完全アウェイでの試合が予想される。
ドイツ代表と森保ジャパンが戦うのは、昨年11月23日以来のこと。カタールワールドカップのグループリーグ初戦でぶつかった相手であり、日本が躍進のきっかけを掴んだ90分だった。
前半はボールを圧倒的に支配され、さらに33分に失点。完敗の雰囲気すら漂わせたが、森保一監督がシステム変更を発動。4バックから3バックへと変えて流れを作ると、後半に2得点を奪取。見事な逆転勝利を手繰り寄せた。
今回のメンバーを考えるうえで重要になるのが、真剣勝負ではないとはいえ、またとない強豪との試合であり、勝敗にこだわりたいこと。一方で、2026年を見据えてのチーム作りという側面もあることだ。その中で予想していきたい。
GKはシュミット・ダニエルか。カタールで悔しい思いをしたGKは、欧州での実績も十分。26年に向けて、最後尾からのビルドアップに取り組む。
最終ラインは、左から伊藤洋輝、谷口彰悟、板倉滉、菅原由勢か。谷口と板倉のコンビはすでに試しており、安定感も連携も抜群。冨安健洋のコンディションによって谷口と替える可能性もあるが、いずれにしても中央は現時点で最高の組み合わせが期待できる。