J2首位のFC町田ゼルビアが8月12日、ホーム・町田GIONスタジアムで2位のジュビロ磐田と対戦し、2−1で勝利した。優勝の行方を左右する首位攻防戦を制した後のロッカールームの様子が公開されて話題となっている。
苦しい試合をものにした。消化試合が1試合少ないながらも、負ければ勝点差3となる重要な一戦。立ち上がりから集中力とインテンシティの高いゲームの中で2本のPKを獲得して2点を奪うと、相手の反撃を後半アディショナルタイムも1点のみに抑えて逃げ切った。この勝利で勝点差9。J2制覇&J1優勝へ向けて大きな白星を手にした。そして、その直後のロッカールームでの様子を収めた動画が、クラブの公式ツイッターで公開された。
公開された1分41秒の動画は、クラブオーナーから昨年12月に社長に就任した藤田晋氏が“熱い”労いの言葉が送る場面から始まる。ロッカールームに大きな拍手が響いた後、今度は黒田剛監督が選手たちを前に語り始め、「我々のやってきたトレニーニングに嘘はなかった」「自信を持っていい」など、力強い言葉の数々でチームの戦いぶりを称えると、手綱を締め直しながら「今の雰囲気とか今の我々のモチベーション、リズムというのは、間違いなく我々が2月に掲げた優勝に一歩一歩近づいている」と選手たちに訴えている。