■「マッチアップする機会があったら、バチバチやりたい」
その満田とマッチアップするのはこれが初めてではない。しかし、互いに重みのある背番号に変わってからは、初めての対戦となる。
「今年はお互いに背番号が変わったんで、やっぱ気持ちの部分でも全然違うと思います。なので、マッチアップする機会があったら、バチバチやりたいです」
佐々木は昨季まで谷口彰悟が背負っていた5を今季から背負い、一方の満田はチームのレジェンドである佐藤寿人の番号を継承した。
「佐藤寿人さんの11番はすごいです。その中でものびのびやってますし、結果も残してますんで、すごいです」
現時点で佐々木がスタメンで出られるかは分からない。ただ、先発であっても途中出場であっても、全力を尽くす準備はできている。
「ここ何試合か、途中出場からチームにパワーを与えるってことはできていると思います。神戸戦はラスト10分で点を取りに行くっていう鬼さんのプランがあった中で、そのために交代した3人が結果を残せなかったことは悔しい。パワーを出すこと、そして走ることは自分に求められていると思うんで、そこは、途中交代であってもスタートでも変わらず続けてやっていきたいです」
神戸戦ではアンカーでの出場となったが、「本職の人がいるんで先発からというのはないですけど、ああいうアクシデントがあったことを想定して鬼さんの頭の中に自分があればベンチには入れると思いますし、それは一つの武器でもあると思います」と話す。
「ただ、神戸も山雅もプレッシャーがあまりないタイミングでの出場だったんで、それがまた前からくるチームであれば変わってくると思うので、そうなったときにどう対応すべきなのかはしっかりと考えてプレーしたい。もし、またやる機会があったら、積極的にチャレンジしていきたい」
川崎の「5」と広島の「11」がどのようなプレーを見せるのか。広島戦の一つの見どころとなりそうだ。