8月3日、驚きの移籍があった。ベガルタ仙台が名古屋グランパスからMF長澤和輝を完全移籍で獲得。背番号が37になることも合わせて発表された。
現在31歳で、サッカー日本代表としても出場経験がある長澤が、新天地に杜の都を選んだ。専修大学に通っていた2013年に、ブンデスリーガ2部のFCケルンに加入。Jリーグクラブを経由しないでドイツでプレーするという、当時としては異例の進路を突き進む才能の持ち主である。
そのドイツでは1部と2部合わせて21試合に出場したが、2016年に千葉に移籍。初めてJリーグクラブでプレーすると、翌17年には浦和レッズへと移る。そして、4年間にわたって赤いユニフォームを着用した。
21年に名古屋に移籍して3シーズンにわたってプレーしたが、MF森島司がサンフレッチェ広島から名古屋に移籍加入したことが発表されたこの日、長澤は黄金のユニフォームをまとうことを選択した。この発表があった3日には、仙台は早くもその黄金のユニフォームを着用した長澤を映像で公開した。