7月23日、国立競技場に6万人以上の観客が集まった。Jリーグ王者である横浜F・マリノスとプレミア王者にして欧州王者のマンチェスター・シティが国際親善試合を行ったのだ。
まさに夢の舞台だった。プレミアリーグで3冠を達成中のマンチェスターCは前半の45分間にアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレス、イングランド代表MFジャック・グリーリッシュ、クロアチア代表MFマテオ・コヴァチッチといった錚々たるメンバーが出場。守備陣もイングランド代表DFジョン・ストーンズ、オランダ代表DFナタン・アケ、スイス代表DFマヌエル・アカンジなど超ワールドクラスの選手が並んだ。
後半にはノルウェー代表FWアーリング・ハーランド、イングランド代表MFフィル・フォーデン、スペイン代表MFロドリらが出場。最終ラインにおいても、スペイン代表DFアイメリク・ラポルテ、ポルトガル代表DFのルベン・ディアスやジョアン・カンセロらがピッチに立った。
しかし、先制したのは横浜。欧州王者を相手に、FWアンデルソン・ロペスがJ屈指の強さと得点力をマンチェスターCにも披露してみせた。2点目も横浜。永戸勝也の裏へのクロスに合わせたのはなんと、松原健。アタッキングフットボールを強者相手にも見せることに成功する。