マンC戦出場のFW宮市亮が、怪物ストライカーやカンセロと対戦して「感じたこと」。試合後に談笑したフェイエノールト時代のゆかりの選手との会話の内容も明かすの画像
マンチェスター・シティ戦に出場した横浜F・マリノスの宮市亮 撮影:中地拓也

 横浜F・マリノスのFW宮市亮は、7月23日に国立競技場で行われたマンチェスター・シティとの日本ツアー初戦で73分間から出場した。

 チームは3-5で敗れたが、欧州最強スター軍団との対戦について「素晴らしい相手だったので個人的に楽しかったです」と率直な感想を口にすると「自分たちも良い場面を出せていましたが、世界レベルはミスが少ない。ただ良い戦いはできたと思います」と振り返った。

 左ウイングの宮市は、ポルトガル代表のDFジョアン・カンセロとマッチアップ。鋭く縦へと切り込むもチャンスにつながらず、ただアグレッシブな躍動はコンディションの良さを窺わせた。89分にはFWヤン・マテウスのパスから裏に抜けビッグチャンスと思われたが、これは惜しくもオフサイドの判定となる。

「オフサイドかなと思いながらプレーし続けていましたが、1対1の局面で抜いたと思っても最後に足が出てきたり、素晴らしい相手だと思いました」

 2点を追いかける展開での投入で、同じく途中出場のFW井上健太の得点で1点差に迫ったが、アディショナルタイムには“高さ、強さ、速さ”を兼ね備えたFWアーリング・ハーランドに、この日2ゴール目となる5点目を献上。「どの試合でも点を決めるので決定力が素晴らしい」(宮市)と怪物ストライカーを称えた。

 また宮市がアーセナルからフェイエノールトへの期限付き移籍をしていたタイミングで、当時のフェイエノールトの下部組織に所属していたDFナタン・アケと、試合後に談笑する場面があった。再会を心待ちにしていた宮市は「東京に着いてからのことや、昔のこと、フェイエノールトのチームメイトだった選手の話などをして、シーズン頑張ってね」と伝えたと言う。

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