■アラブ圏では「シャワルマ」
「M」が上下逆さまになっている文字は、実はロシア語で使われているキリル文字(ロシア・アルファベット)の一つ「シャー」なのです。日本でもお馴染みのローマ字に変換すると「SH」になります。本当は、漢字の「山」と同じように角張った形なのですが、この店では「Mクドナルド」のロゴに似せるために、丸っこい形にしてあったのです。
キリル文字を全部ローマ字に変換してみると、「SHAURMA」になります。「シャウルマ」です。
ロシア語の「シャウルマ」は、アラブ圏でお馴染みの「シャワルマ」のこと。つまり、ここは「シャワルマ屋」だったのです。
「シャワルマ」はご存じない方もいらっしゃるかもしれませんが、「ドネル・ケバブ」なら皆さんご存じでしょう?
最近では、「ドネル・ケバブ」は日本でもどこでも食べることができますし、スタジアム・グルメとしてもよく売られてますよね。