J1ガンバ大阪のMF石毛秀樹が、偉業を達成した。8日にはセレモニーが行われたが、ファンの視線が意外なポイントに集まっている。
静岡県出身の石毛は、清水エスパルスのジュニアユースに入り、U-15から年代別の日本代表に名を連ね続けた。ユース在籍中の2012年にはプロ契約を締結と、エリート街道を歩み続けた。
清水の降格、さらにファジアーノ岡山への2度の期限付き移籍により、J2でのプレーも経験した。だが、昨シーズンからG大阪の一員になると、再びJ1での経験を重ね続けた。そして7月1日のJ1第19節横浜FC戦で、J1通算150試合出場に到達した。
その1週間後、8日にホームのパナソニックスタジアム吹田で行われた京都サンガF.C.戦の前、セレモニーが行われた。石毛の偉業が家族からの花束とスタジアムからの拍手で称えられたのだ。
セレモニーには、2018年に入籍したモデルの姫野れみさんと、2人の子どもが一家の大黒柱の祝福のため姿を現した。モデルの夫人はさすがの堂々とした様子で写真撮影に応じたが、それ以上にファンの目を引いたのが父と同じ背番号48、そして選手名部分に「PAPA」と記されたユニフォームを着た娘だった。
パパに花束を渡した女の子は、両手でピースサインを決める。5秒近い撮影タイムの間、ずっとポーズと笑顔を崩さなかったのは、モデルである母の影響かもしれない。