■経営破綻で2002年に4部に強制降格も
1926年に創設されたフィオレンティーナは、かつてはイタリアの至宝ロベルト・バッジョがプレーし、1990年代にはFWガブリエル・バティストゥータやMFマヌエル・ルイ・コスタなどの世界的名プレイヤーの活躍で、優勝争いに食い込んでいた。
経営破綻で2002年に4部に強制降格させられる事態となったが、新オーナーとともに力強く這い上がり、セリエAに復帰した2004−05シーズンには中田英寿も所属した。以降、1部での戦いを続けている。
現在は、MFルカ・ヨビッチやFWアルトゥールらが所属し、今季は15勝11分け12敗での20チーム中8位で終えた。来季、この“美しい”ユニフォームを着用して、どのような戦いを演じるのか。ファンの期待は高まっている。