■「選手たちはすべてを出し切ってくれて、それが報われた」
クラモフスキー監督も初戦を2-0で勝利できたことでうれしさを隠せなかった。小さいガッツポーズで試合終了の笛を聞いたが、テレビ・インタビューを受けた後には、一人で東京サポーターの前に現れて、拳を握って応えた。
「この1週間、運動量も強度も出さないといけないと取り組んできた。選手たちはすべてを出し切ってくれて、それが報われた。よくなるために改善しなければいけない部分はある」
指揮官は気を引き締めていた。
首位の横浜FMを追う2位の名古屋にとっては痛い結果になったが、長谷川健太監督も「東京は最後までよく走っていた」と敗戦を受け止めた。