試合を動かしたのはディエゴ・オリヴェイラだった。
試合開始直後、負傷し倒れこんでいたのはオリヴェイラだった。
だが、18分。オリヴェイラは松木玖生、安部柊斗という流れから渡邊凌磨のパスをくるりと回転しながらの左足で先制ゴール。80分には、安部のクロスをヘッドで合わせて2点目を挙げて、新監督ピーター・クラモフスキーの初陣に花を添えた。
東京はリーグ戦5試合ぶりの勝利。
試合終了後、オリヴェイラは上機嫌でゲートでファンに囲まれていた。
「なかなか勝てなかったが、勝てたことがうれしい。サッカーの世界で監督交代は仕方のないことで、新しい監督が来れば新しいやり方がある。今週はインテンシティーの高い厳しい練習ができた。それが試合に出た」