6月24日、J1リーグ第18節セレッソ大阪はアウェイの地で北海道コンサドーレ札幌と対戦した。試合は4ゴールを奪ったC大阪が勝利。香川真司のゴールが話題となったが、喜田陽のJ初ゴールも称賛を呼んでいる。
2点を先制して迎えた前半38分、自陣からボールを繋ぐセレッソは左サイドのカピシャーバがペナルティエリアの中を見てクロスを入れる。逆サイドからジョルディ・クルークスが頭で合わせようと飛び込むが、ボールは右サイドへ流れる。今度はその右サイドから人数が揃った中へ低いボールを入れる。クルークスが足元に収めようとするが、詰めた相手DFによってエリアの手前へこぼれてしまう。
しかし、そのこぼれ球にカメラの外から走り込んで来たのが喜田だった。全員の足が止まる中、勢いのまま背番号5が左足でシュート。放たれたボールはゴール左上の隅に一瞬で突き刺さった。これには札幌のGK菅野孝憲も見送るしかなかった。
ゴール後にはチームメイトに祝福されながら、小菊昭雄監督の元へ向かう喜田の様子も見られた。前半に飛び出たチーム3点目は、勝ち点3を大きく引き寄せた。