６月２１日、日本代表の森保一監督は大阪市内で取材に応じ、エルサルバドル戦とペルー戦を終えた現在の感想などを語った。その３０分２６秒のほぼ全文はつぎのとおり。
——6月である一定の成果は出たと思います。この次は精度を上げていくのか、新しいことにトライするのか、方針はどちらですか。
すべての精度を上げないといけないと思いますね。まだまだ。選手たちもスタッフもそうですけど、我々のレベルアップのためにチャレンジするということは、今回も素晴らしい姿勢を見せてくれて、２試合とも結果に出ましたけど、ここで満足ではないと思いますし、ここは目標ではないと思いますので、すべての部分でまだまだレベルアップしないといけないと思っています。
新しいことと言えば、昨日であれば、システム上で言うと４－１－４－１、４－２－３－１ですけど、それを、３バックなどいろんなことはもちろん試していきたいと思いますし、まずは選手が、代表の戦力として考えられる戦略が非常に厚みが出てきているので、そこをどうやって選考していくかっていうことは非常に難しくなってくるかなと思います.
いろんな組み合わせもできると思いますので、今後、そういう形というか、人の組み合わせという部分でも、さらにいろんなことができるかなと思います。
今回、ヨーロッパのシーズン終わって、新しいシーズンに入っていくということで移籍のことは僕は詳しくはわからないですけど、ここからまたチームを変えて、新しいスタートを切る選手たちもいると思うので、そこでまずは選手たちにレベルアップをしてもらって、またいろんなトライができるようにしたいなと思います。
でも、今回、３月から６月のこの２回の活動で、新チームになってからの選手もスタッフも、３月の反省とやったことを生かして、この６月にいい積み上げ、修正をしてくれたなと。みなさんにも公開練習でいっぱい見てもらいましたけど、可能な限りはコーチ陣が、３月の活動を通して、この６月にやらなければいけないことをよく考えてくれて、選手たちに、トレーニングミーティングと、いい落とし込みをしてくれたと思います。
