■守備への手応え

 ちなみに失点シーンについては、谷口が競り勝つところまでは想定内だったとのことで、セカンドボールが悪いところに転がってしまったと悔しそうだった。

「失点シーンも、あそこでショウゴさんが、(ラパドゥーラに)体をぶつけられながらもヘディングでクリアできたので。センターバックとしては、想定内の守りができた中で、セカンドボールを拾えなかったのは、もう一度シーンを見ないと分からないですけれども」

 ただ、それにしてもペルー代表のストロングポイントである14番のラパドゥーラを防げていたのではないかとしていた。

「14番相手に対しても、そんなに。あそこが相手の強さでもあったんですけど、ちゃんと防げたのかと思いますね」

 強いストライカーを相手にしても、最後まで集中を切らさずに1失点で封じた守備は手応えになったようだ。

(取材・文/江藤高志)

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