板倉滉が感じる、谷口彰悟との連携の深まり。「ショウゴさんと目を合わせながらいい距離感で守れてたので、正直やられる気というのはあまりなかった」の画像
ペルー戦でプレーするサッカー日本代表の板倉滉 撮影:中地拓也

 板倉滉は、ペルー代表を相手にした4-1の勝利について「勝って終わってよかったです。最後の試合、勝って終わりたかったので。まずは勝って終わってよかったです」と安堵の表情を浮かべる。ドイツで戦う板倉にとってレギュラーシーズン終了後に招集されたこの代表2連戦がある意味シーズンの最終戦だった。

 板倉は、6月20日のパナスタでのペルー代表に先発フル出場。勝利を喜びつつも、1失点について「もちろん、守備としてはゼロで終わりたかったというのがありますけれども。またこうやって勝って、しっかり反省して、また次に活かしたいと思います」と話していた。この1失点については、その起点になった14番のジャンルカ・ラパドゥーラとのマッチアップが見どころの一つで、その点について板倉は次のように述べている。

「もう本当、あそこだけだなっていう印象。前半は9番(パオロ・ゲレーロ)がいて、14番がそのうしろを、オフサイドラインぎりぎりというよりも、オフサイドポジションから走ってたので。オフサイドだろうとは思いつつも、ちゃんと最後まで付いていこうと話してて」

 谷口彰悟とともにラパドゥーラの動きに気を配りつつ「あとはラインぎりぎりで常に勝負していたので。そこを遅れないようにというところは意識していた」のだという。また、「しっかりオフサイドを取れた部分もある」と口にし、「それはラインが揃っている証拠で。後半も本当に、ショウゴさんと目を合わせながらいい距離感で守れてたので、正直やられる気というのはあまりなかったです」と話していた。

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