■失点シーンを振り返り

 ちなみに83分の失点シーンで、ジャンルカ・ラパドゥーラと競り合ったのは谷口だったが、この場面を含めた板倉滉との連携について「悪くはなかったと思ってます。どちらかがアタックして、どちらかがカバーするというのは、徹底してやるようにコミュニケーションを取っていましたし」と述べ、さらに、その課題についても説明してくれた。

「ヘディングを僕がいいところに落とせなかったので。まずはどんなにぶつかられようが、やっぱり外に弾くっていうのは、やっぱりやっていかないといけないし、そこはひとつ僕のミスだったなと思います」

 その上で「チームとしても、セカンドボールというところの対応というのも、もうちょっとみんなで声を掛けてアラートにしておかないといけないなとというのは、今思っています」と反省していた。この反省を9月のドイツ遠征で活かしてもらいたいところだ。

(取材・文/江藤高志)

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