三笘薫が6月20日にパナスタで行われたペルー戦に先発フル出場。1G1Aの活躍で4−1の勝利に貢献した。
左ウイングでプレーした三笘の得点は前半37分のこと。鎌田大地からのパスを引き出してのゴールについて三笘は運が良かったと振り返る。
「カットインでとりあえず枠内に蹴る意識で打ちましたが、ちょっと、少しボールがずれたところが難しかったのもありますけど。運が良かったなと」
三笘の放ったシュートは相手DFに当たりゴールイン。運の良さはあるにせよ、シュートを打つことの大事さが良く分かる得点となった。圧巻は63分のアシスト。伊東純也に付けたラストパスは相手のDFの股を抜いたものだった。
「最初は浮き球を考えましたけど、ちょっと難しかったので」
そう話す三笘はドリブル中に判断を変更。狙って股抜きのパスを通したという。
「股を開くかなというところで、狙い通りでしたけど」と話す三笘は、ゴールを決めた伊東純也を称えていた。
「冷静に決めてくれたので。良かったです」
なお、左ウイングの軸として立場を築きつつある三笘はそうした代表での立ち位置について「それはクラブの結果を評価してくれての代表活動だと思うので。それは自分自身、やってきたことがそこに出てるのはうれしいです」としつつ、森保一監督が、4-2-3-1、4-3-3などを試している中、「チームも何かベストなのかを考えながらやっている中で、今回4-3-3でしたけど、うまくはまったというのは事実だと思います」と手応えを口にした。