「これは泣いちゃうよ」横浜FM宮市亮が、復帰後初得点が決勝点の「ヒーローインタビュー」が男前&感動的と話題に!「最後のサポの涙にもらい泣き」の声もの画像
復帰後初得点を決めた横浜F・マリノスの宮市亮 撮影:中地拓也

 J1横浜F・マリノスのFW宮市亮が、負傷から復帰後初となるゴールを決めた。試合後のヒーローインタビューでも見る人々を魅了している。

 ケガに泣かされることの多いキャリアだった。高校卒業後、当時のアーセン・ヴェンゲル監督に見初められ、Jリーグを経ることなくアーセナルへと加入。爆発的なスピードが最大の魅力だったが、その武器が諸刃の刃となり、負傷や手術を経験した。

 膝の十字じん帯は3度、断裂している。左足が1度、右足が2度。その最後の負傷は昨年7月、久々に招集された日本代表の試合中に負ったものだった。

 右膝前十字じん帯の手術を受け、ようやく今年5月に復帰した。10か月のブランクを経て、前節まで公式戦4試合に出場していた。

 10日のJ1第17節の柏レイソル戦もベンチスタートだったが、大きな仕事をした。シーソーゲームの中、1点を追う後半34分に出場。柏に退場者が出た後、アディショナルタイムに追いつくと、宮市の見せ場がやってきた。

 きれいな形ではなかったかもしれない。だが、ゴール前でパスを受けた宮市のシュートには気持ちがこもっていた。だからこそ、相手DFが伸ばした足に当たっても大きくそれることなくゴールへと転がり込んだ。

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