現地時間の5月23日、サッカー日本代表の久保建英が所属するレアル・ソシエダがアルメリアと対戦。1-0で勝利した。
ホームで行われたこの試合の唯一の得点を叩き込んだのが久保だった。試合に先発出場した日本代表がゴールネットを揺らしたのは前半のアディショナルタイムだ。
味方からの縦パスをペナルティエリアの右手前の角のすぐ外側で受けると同時に、ゴール方向へ体を向ける。相手DF一人と対峙しながらも、久保はじわじわと前進。そのままPAの中へ侵入する。
縦へ行く素振りを見せながらの前進だったが、中に切れ込むと、対峙していた相手DFが伸ばしてくる足を冷静にいなし、さらに別の相手選手も前のコースを切ろうとする中で、久保は左足を振り抜く。インサイドから放たれたボールは弧を描き、ゴール左上を射抜いたのだ。
久保が受け取った瞬間、アルメリアの守備陣形は整っていたためノーチャンスと言える状況だったが、個人技で奪い取った得点だった。この先制点が決勝点となっている。