J2のFC町田ゼルビアは、来季の加入内定選手を発表した。身長192cmの体に秘めたポテンシャルはもちろん、その名前が早くもファンの期待を高めている。
町田は10日、2024年シーズンの新戦力として、国士舘大学所属の望月ヘンリー海輝(ひろき)の加入が内定したと発表した。望月はクラブの公式ホームページで、「これからも感謝の気持ちを忘れずに自分に常に厳しく、運動量を活かした積極的な攻撃参加でチームに貢献できるよう全力でプレーしていきたいと思います」と抱負を述べている。
埼玉県出身の望月は、大宮アルディージャU-12や三菱養和SCで育った。2019年にはU-18、2021年にはU-20と、年代別の日本代表候補にも選ばれてきた。
何しろ、192cmというサイズは大きな魅力だ。しかもサイドバックとしてプレーし、本人も語っているように攻撃参加も好むというのだから、期待は高まる。
それ以上にファンの目を引きつけたものがある。クラブのツイッター公式アカウントでの発表の際、一緒に投稿された写真には「MOCHIZUKI HENRY HEROKI」と、名前の欧文表記も記されていたのだが、これが引っかかった人が少なくなかったようだ。ツイッターでは、「公式さん、望月ヘンリー選手のお名前、綴りが間違っちゃってるので直して上げて」との引用ツイートもあった。
だが、これは決して誤植などではない。発表したツイートに、クラブはさらに「望月選手の名前の綴りですが、こちらがパスポート表記の正式となります。みなさまお間違えなく!」とのコメントを追加している。