そうなると気になるのが横浜FMの首位浮上だが、これは次節以降に持ち越しになりそうだ。

 首位の神戸に立ち向かうのが、やはり神奈川勢の11位湘南ベルマーレ。神戸とは現在順位が離れているが、相性は良い。

 クラブ規模には差があるが、ホーム、アウェイともに、わずかながらも勝ち越している。ただし、通算でも12勝9分10敗と引き分けが多いのは気になるポイントではある。

 しかも現在の湘南は、リーグ戦3試合連続、ルヴァンカップも含めれば公式戦4試合連続ドロー中。相性と現状から、このカードは引き分けが濃厚、よってJ1チーム中唯一の得失点差2ケタプラスの神戸が、僅差で首位を守ることになるだろう。

 逆の意味で気になるのが川崎だ。近年は圧倒的な強さを誇ってきたが、現在は15位に沈んでいる。今節も、苦戦が続くことになりそうだ。

 対戦するアビスパ福岡には17勝1分7敗と大きく勝ち越しているが、これは11勝2敗というホームでの戦績が大きく影響している。福岡のホームに乗り込むと、6勝1分5敗と一気に盛り返されるのだ。

 福岡は今季まだ連勝はなく、ここ3戦も1勝1分1敗だが、すべての試合で2得点している。一方の川崎は今季のリーグ戦で複数得点は2試合のみ。そうなれば、勝利するのは福岡になると考えるのが妥当だろう。

 残る1つの神奈川勢、横浜FCも苦難が続く。今節戦う北海道コンサドーレ札幌にはリーグ戦通算12勝9分14敗とわずかに負け越している程度だが、J1の舞台では4戦全敗している。今季初勝利は、またお預けになりそうだ。

 今回のtotoの購入締切は4月29日で、ネット決済による公式サイトでの販売は13時50分(コンビニ決済は12時)、くじ売り場では12時、コンビニは11時30分までとなっている。

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