5月6日、浦和レッズが3度目のアジア王者に輝いた。埼玉スタジアムにアルヒラルを迎えて対戦したACLの決勝第2戦を、1-0で制したのだ。
前半をスコアレスで折り返した後半3分に、この試合の決勝ゴールが生まれた。それは、センターサークルのアルヒラル陣内で得たFKのチャンスから始まる。MF岩尾憲がペナルティエリアの左サイドに長めのボールを蹴る。
それに反応したのがDFマリウス・ホイブラーテンで、背番号5はこれを中に折り返す。そのボールにダイレクトで合わせようとしたのがFW興梠慎三だったが、ボールの勢いに勝てず合わせることができない。
するとボールはそのままゴールネットの方へ。慌ててクリアしようとするアルヒラルの選手が最後は押し込むような形で、ゴールネットが揺らされたのだ。
後世に残るであろうこの決勝ゴールのピッチサイド映像を、DAZNの公式ツイッターやJリーグのツイッター英語版アカウントが投稿すると、多くの反響があった。というのも、ゴール後の大歓声や観客が総立ちになる様子、そして、選手が走って喜ぶ姿など、スタジアムの臨場感が伝わってくるからだ。