現地時間の4月15日、ベルギー1部リーグの第33節が行われ、サークル・ブルッヘとシントトロイデンが対戦。日本人対決が実現した。
サークル・ブルッヘでは上田綺世が、シントトロイデンではシュミット・ダニエル、橋岡大樹、岡崎慎司、原大智が先発し、林大地が途中出場した。
日本人が6人も出場したこの試合で、圧倒的な結果を残したのが上田綺世だ。前半41分にPKを決めてシントトロイデンに1点リードする状況を作ると、前半アディショナルタイムに圧巻の得点シーンを見せる。
中盤でボールを奪った味方選手からスルーパスが出るや、上田はそれを受けて前を向く。そして広大なスペースを自ら前進して敵陣ペナルティエリアに侵入。日本代表GKシュミット・ダニエルと間合いを調整し、さらにタイミングをうまく図ったうえで右足シュート。素早い足の振りからシュミットの右をついて、追加点を決めたのだ。
上田にとってはこれが今季リーグ戦17得点目。得点ランキングでは3位に浮上し、1位のカイペスル(ヘント)に2得点差と迫っている。