■徳島時代の恩師との再会

 ちなみにG大阪を率いるダニエル・ポヤトス監督とは徳島時代をともに過ごしており、試合の運び方のイメージは持っていたとのこと。

「徳島で一緒にやっていた監督だったので。やり方っていうのは多少頭に入っていた部分もあったんですけど」

 だからこそ、やりたいことをやらせてしまった試合運びを反省していた。
「(ポヤトス監督が)やりたいサッカーというのを今日はガンバに上手くやられたなというのは感じますし、うまく引き出すして、スペースを空けて、そこにどんどん人が入っていってという、相手のやりたいサッカーというのを展開されてしまったなというイメージはあるかなと思います」

 そして、「もう一回練習から、個々がしっかりと振り返って、改善していけるようにやっていかなきゃいけないなと思います」と気持ちを切り替えていた。

 宮代は川崎の4本のシュートのうち3本を放ち一人、気を吐いていた。そのシュートへの意識が結果に繋がるよう、期待したいと思う。

(文/江藤高志)

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