脇坂泰斗の決定機

 また、この試合でキャプテンマークを巻いて試合に挑んだ脇坂泰斗も気を吐いた。前半32分には右サイドの山根からグラウンダーのパスを相手PAの手前で受けるや、ドリブルを開始。DF犬飼智也を鮮やかにかわしてシュートまで持ち込んだものの、枠を捉えることができなかった。

 さらに後半にも、決定機があった。瀬川祐輔のクロスを鈴木彩艶が弾いたところに詰めて足に当てるも、これも枠を捉えることができなかった。

 後半40分に家長昭博チャナティップを同時にピッチに送り込むなど手を尽くしたが、スコアレスで試合は終了。ルヴァンカップはこれで2分1敗と未勝利が続き、等々力競技場で行われた公式戦の未勝利も継続することとなった。

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