今季、1勝2分2敗とまさかの負け越しとなっている川崎フロンターレ。しかし、チームには代表レベルの選手が多く揃い、試合中に多くの見どころを作る。
3月18日に行われたセレッソ大阪戦(等々力)でも、観る人をうならせるプレーがあった。それは、後半13分のことだ。
スコアレスで迎えたこの時間、左SBに入っていた登里享平が前にロングパスを送る。最終ラインからセンターサークル手前まで飛んだボールの落下点にいたのはタイ代表のチャナティップ。背後から来たボールを右足でトラップするのだが、その際、左から相手選手が寄せてきていることもあって、体で隠すようにして足を右に持っていく。すると、ボールも吸い付いているかのように右側へ。そして、スペースが空いている右サイドへと展開したのだ。
結局この場面はすぐにチャンスにはつながらなかったものの、屈指のテクニシャンゆえに作ることができた場面だった。この映像をJリーグ公式が公開すると。「チャナの技術は本物だよなー。」「たまんね~」「エロっ!」などのコメントが。そして、再生回数は1.5万回を超える反響となっている。