■「気持ちの面でいわきが上だった」

 シーズン初黒星を喫した試合後、伊藤監督は「後半に入って少し攻撃的な布陣をとりながら、いい場面もありました。最後の最後にネットを揺らす作業のところで、もっと大胆に、もっとペナルティエリアの中へ入っていくことをしなければいけないと思っています」と、攻撃面の課題をあげた。

 初先発のMF遠藤は、「結果がすべてかなと思います。僕たちがやりたいことが、あまりできなかった」と切り出し、「正直なところ、気持ちの面でいわきさんが上だったかなと思います」と対戦相手を讃えた。自身のプレーについては、「チームを勝ちに持っていけなかったので、全然ダメでした」と反省を口にし、「やはり連敗をしないことが、優勝するためにはすごく大事」と、次節を見据えた。

 2節から3試合連続で先発しているMF郷家友太は、前半にヘディングシュートを2本放っている。しかし、どちらも枠を捕らえることができなかった。試合後には「僕自身にも出場していたここ3試合で、一番チャンスがありました。僕が決めていればチームを楽にできていたし、失点もなかったかもしれないので、責任を感じています」と自身を責めた。

 これで仙台は、1勝2分1敗の12位となった。順位や勝点を気にする時期ではないが、郷家は危機感を募らせる。

「チャンスで決められるところを決めていけば、勝点を積み重ねられる。仙台というクラブは引分けも負けに等しいぐらい、僕らは勝ちしか許されないクラブだと思っているので、次の試合から今日の反省を生かしてやっていきます」

 順位表の上を見れば、大型補強のFC町田ゼルビアが3勝1分の勝点10で首位に立つ。清水エスパルスと引分けた大分トリニータも、3勝1分けの勝点10だ。ザスパクサツ群馬のホームに乗り込む次節は、仙台にとって勝利が必須の一戦となる。

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