3月14日、川崎フロンターレの遠野大弥が24歳の誕生日を迎えた。
今季3年目を迎える遠野は、ここまでの4試合すべてに出場。開幕戦では先発し、以降の3試合では途中出場でビハインドとなったチームを救うためにピッチに立っている。
3月11日のアルビレックス新潟戦では、負傷交代した大島僚太に代わって前半途中にスクランブル出場。「一人一人とのつながりを意識して、チャンスがあれば振りに行くという意識を持ってやりました」と、そのイメージを振り返ったが、「それでも相手の方が一枚上手というか、自分たちがやりたいことをやられてしまった」と悔やんだ。
昨年12月18日に入籍したことをクラブが発表しており、今季はより責任感を持って過ごすシーズンでもあるが、同時に、喜びが増えることにもつながる。実際、この日の誕生日は、「家に帰ったら盛大に祝ってくれると思います。なにかを買ってくれてました、何かは聞いていないですけど」と笑顔を見せた。誕生日はホワイトデーのため、「プレゼント交換みたくなっちゃうんです」と苦笑いを見せたが、その表情からは幸せであることがあふれていたし、それも、一つの形だ。