「やっぱキックえぐい」J1サガン鳥栖にアシストで初勝利をもたらした新戦力MFに「神補強すぎる」の声! 全試合13キロ走行の運動量に、「ノルマ課されてるの?」とファン驚くの画像
サガン鳥栖を率いる川井健太監督 撮影:中地拓也

 J1のサガン鳥栖が、今季初勝利を挙げた。勝点3獲得に大きく貢献した新戦力に、絶賛の声が上がっている。

 鳥栖は昨季、選手の大量流出が懸念されたが、シーズンのほとんどを1ケタ順位で過ごしつつ、最終的には11位でシーズンを終えた。今季はさらなる高みを目指して戦っている。

 ただし、2勝にとどまったものの開幕から7戦無敗だった昨季とは違い、今季は開幕戦で大量5失点して黒星スタートを切っていた。前節も、樺山諒乃介が決めたゴールはゴラッソだったものの、獲得した勝点は「1」のみ。

 今季2度目のホームゲームは、鳥栖にとって勝利が希求される状況で迎えた。自信を取り戻すきっかけが必要だったのだ。

 名古屋グランパスとの対戦は、簡単なものではなかった。前半は0-0で終えたが、後半に入って時計の針が進んでも、焦れる展開が続いた。

 この状況で効果を発揮したのが、セットプレーだった。後半38分、デザインされたCKで、鳥栖が試合を動かした。

 つかんだ左CKのチャンスで、ゴール前を見据えて手を挙げて合図を送った河原創は、次の瞬間に意表を突く。少し離れた位置にいた福田晃斗にパスを出してショートCK気味にするのかと思われたのだが、福田は優しくボールを落として再度のキックをおぜん立て。準備の整った河原が送った低く、速いクロスは、ニアサイドへとぴたり。長沼洋一がしっかり合わせて、ゴールに流し込んだ。

 この先制点が、そのまま決勝点となった。このゴールシーンがDAZN Japanのツイッター公式アカウントで投稿されると、得点者の長沼はもちろん、アシストした河原に賛辞が飛んだ。

「河原のクロス良すぎ」
「高精度の絶妙クロス」
「創くんのキックよ 完璧」
「やっぱり河原のキック去年よりも良くなってる気がするんだが笑」
「河原さんやっぱキックえぐい」

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