■17点以下なら得点王「該当者なし」
昨シーズンのJ1リーグでは14ゴールのチアゴ・サンタナ(清水エスパルス)が得点王のタイトルを獲得し、日本人最多ゴールは町野の13ゴールだった。しかし、各チームが34試合ずつを戦うJ1リーグで14ゴールというのではとても「得点王」とは言えない(17ゴール以下の場合は「該当者なし」とした方がいいのではないか?)。
今シーズンは、せめて試合数の半分(17)以上の数字で、できれば試合数に近いゴール数(つまり、「1試合1得点」)でのハイレベルの得点王争いが見たいものである。昨年のJ2リーグ(38試合)では、小川が26ゴールを決めて得点王となった。
そして、こうしてFWが国際レベルで活躍できるように成長すればば、3年後のワールドカップ北米大会では、強豪国とも互角に攻め合うような試合ができるようになるはずなのである。