J1セレッソ大阪のFW上門知樹が、豪快なゴールを決めた。SNSで公開された得点シーンには、ゴールそのものだけではなく、チームメイトとの関係性への賛辞の声が続いた。
C大阪は25日、アビスパ福岡とのJ1第2節に臨んだ。1週間前の今シーズン開幕節では一度は逆転しながら2-2でアルビレックス新潟と引き分けており、今季初勝利をつかむべく、必勝を期してアウェイのスタジアムへ乗り込んだ。
C大阪は、前節から先発メンバー2人を入れ替えた。舩木翔とともに、今季初スタメンのチャンスを得たのが上門知樹だった。
上門は昨季、J2のファジアーノ岡山から個人昇格する形でC大阪に完全移籍で加入。リーグ戦18試合に出場して2得点を挙げていたが、前年にJ2ながら13得点していた上門としては、納得のいかない数字だっただろう。
前節はメンバー外になっており、たまっている体力と悔しさを先発のチャンスにぶつけた。そのパワーが、1点を追う後半14分に爆発することとなる。
毎熊晟矢が右サイドから攻め上がった際、まずボックス内に入ったのはレオ・セアラだった。上門は、じっくりとチャンスを見定めようとしていた。
ペナルティーアークに入った上門に、“その時”が訪れる。毎熊からの横パスが入る瞬間も、周囲の状況を完璧に把握していた。相手DFが足を伸ばすのを見ると、少しボールを流してトラップの位置をわずかにずらす。次のプレーまで、上門の頭の中ではイメージができあがっていたはずだ。DFを外した次の瞬間には、小さい振りながらもボールを強烈にインパクト。左足で叩かれたボールは次の瞬間、クロスバーをかすめつつ弾丸のような勢いでゴールネットを揺らしていた。
DAZN Japanがツイッター公式アカウントでこのシーンを投稿すると、歓喜の声が上がった。
「豪快で気持ち良い!」
「上門らしさ全開」
「これは上門だわ!!」
「上門が上門してて安心した。 相変わらずエグいゴール決めるわ…!」
「ゴラッソ! しかも左足」
「上門って左利きだったっけ?と思うくらいのズドン」