「サッカー批評のtoto予想」(第1351回)2月18日【Jリーグ開幕節】浦和レッズは「監督の初陣」に弱みあり! 開幕戦に好相性のセレッソ大阪や昇格組の横浜FCに勝利の予感の画像
画像/サッカー批評WEB編集部
■編集部の予想は、こちらから!■

 今回のtotoではJ1第1節の8試合とJ2第1節の5試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう。

 いよいよ、2023年のJリーグが開幕する。昨季王者の横浜F・マリノスと、最後まで優勝争いを繰り広げた2位の川崎フロンターレの対戦は1日早い17日に行われるが、18日に行われるJ1の試合も見どころ満載だ。

 横浜FM対川崎以外にも、ビッグクラブ同士の顔合わせがある。FC東京浦和レッズの対戦だ。

 FC東京のアルベル・プッチ監督は、就任初年度の昨季から、チームづくりには時間がかかると話していた。いわば、その戦略の正しさを今季証明しなければならない。

 一方の浦和は、マチェイ・スコルジャ新監督を迎えた。3か年計画は実らず、結果を求める新たな挑戦の始まりだ。

 今季数少ない監督交代があったのが浦和だが、新監督がシーズン頭から指揮を執った年の初戦は、成績が芳しくない。ゼリコ・ペトロヴィッチ監督とともにスタートを切った2011年は、ヴィッセル神戸に敗れた。最終的には3位でフィニッシュした2012年も、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督の下での初戦をサンフレッチェ広島相手に0-1で落としている。直近では、リカルド・ロドリゲス監督を迎えた2021年も、1-1の引き分けだった。

 注目すべきは、その2年前の初戦の相手がFC東京だったこと。その相性も考え合わせて、ここは2021年の再現となるドローに終わるとみる。

 ここ3シーズンを見ると、開幕戦を得意とするのがセレッソ大阪だ。昨年も最終的に優勝する横浜F・マリノスと引き分けるなど、開幕戦では2勝1分と好成績を残していると言っていい。

 今回の相手は昨季のJ2でも力があることを見せてきたアルビレックス新潟という侮れない相手だが、やはりC大阪が勝利すると考える。降雪地帯の新潟がホームに戻らず、キャンプから直接リーグ戦に入るマイナス点も考慮したためだ。

PHOTO GALLERY ■編集部の予想は、こちらから!■
  1. 1
  2. 2