川崎フロンターレの新人FWがサガン鳥栖との練習試合で「ほぼハーフコート独走ドリブルゴール」見せた! 会場もどよめいた「合宿最終日の圧巻プレー」の画像
サガン鳥栖陣内に攻め込む川崎フロンターレの山田新 撮影:中地拓也

 2月4日、沖縄県内で川崎フロンターレサガン鳥栖が練習試合を行った。45分×4本を行い、3-1、4-0、2-2、2-0で、4本トータルでは11―3で勝利した。

 この試合で、開幕出場を目指して猛アピールしたルーキーがFW山田新だ。桐蔭横浜大学から川崎入り。昨季は特別指定選手ながらすでに公式戦に出場している山田は、この日の練習試合にもピッチに立って3得点を決めて見せた。

 特に圧巻だったのが山田にとっての1点目で、2本目の42分に決めたものだ。山田は左サイドのハーフウェーライン付近でボールを持つと、ドリブルを開始。相手選手をうまくかわしたうえで、スピードに乗った状態でゴールまで独走すると、相手GKと1対1に。右足を素早く振り抜いてタイミングをズラし、見事にゴールネットを揺らしたのだ。得点後、会場からどよめきが起きるほどインパクトの大きいプレーだった。

 右ウイングに入った3本目には2ゴールを上げており、ゴール前での混戦から嗅覚を見せつけて奪った得点など、ストライカーとしての滞在能力を披露してみせた。合宿最終日に、調整が順調であることを示したのだ。

 現在、川崎はレアンドロ・ダミアン小林悠が戦線離脱しており、最前線が人数が不足している状況であり、宮代大聖とともに期待がかかる存在である。

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