■新天地への挑戦に向けてコメント

 その松尾は浦和の公式サイトを通じて、初の海外挑戦に向けてコメント。

「このたび、KVCウェステルローに期限付き移籍することになりました。ジュニアユース、ユースと浦和レッズの育成組織で育った僕でしたが、悔しいことばかりで浦和レッズへの移籍が決まったときは、絶対にこのクラブで僕の存在を認めさせてやるという反骨精神でやってきました。そんな僕でしたが1シーズン浦和レッズのエンブレムを胸に戦い、最高に浦和レッズというチームが好きになりました。年齢的にも僕にとってのラストチャンスかもしれない海外挑戦。チャレンジしない自分が想像できませんでした。浦和レッズに来たから僕は、このチャンスを貰えたと思っています。行ってきます」

 本職はSHながら、2022シーズンはリカルド・ロドリゲス監督の下でCFとして躍動した松尾。新天地での起用法に注目しつつ、活躍を期待したい。

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