川崎フロンターレが地元・川崎大師で3年ぶりの必勝祈願! 鬼木達監督は「(昨年から)変えるというよりも、よりアグレッシブなゲームができるように」と意気込み語る!の画像
川崎大師で必勝祈願を行った川崎フロンターレ。写真に写っているのは鬼木達監督や小林悠 撮影:中地拓也

 1月12日、川崎フロンターレの選手、スタッフらが川崎大師で必勝祈願を行った。2021年と22年は行われなかったため3年ぶりだ。

 優勝奪還を狙う今季は、すでに1月9日にチームを始動。初練習を行っていたが、この日は川崎大師に全員が集合。大本堂で祈願を行う際、炊き上がる炎が暗闇から照らし出した選手や鬼木達監督の表情は、神妙なものだった

 この日、一堂に会した機会を利用して、新加入選手らを対象にスタッフやクラブの部署別の紹介も行われた。これから1年間を戦う上で、チームを一つにする時間となった。

 取材に応じた鬼木監督は、2023年について「新たな気持ち。昨年はタイトルを獲れなかったので、そういう意味ではゼロからのスタート」とコメント。

 そして、今季は「(昨季から)変えるというよりも、よりアグレッシブなゲームができるように、そういう取り組みはしたい。昨年はタイトルを獲れなかったが、それをすべて否定するのではなく、どんどん上積みできれば」と意欲を明かし、目標については、「まずはやっぱりタイトルを獲る」と力強く宣言した。

 必勝祈願後には、18グループに分かれて地元・川崎市内の商店街を選手とスタッフが回った。地域の応援を受けたフロンターレが、今季は優勝を再びつかむ。

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