■独特の感覚を持った13歳

 そう、若い選手と言えば、高円宮杯(U-15)で1回戦から無失点のまま決勝進出を決めたヴィッセル神戸U-15では13歳の里見汰福という選手が活躍。準々決勝で2ゴールを決め、準決勝では1ゴール1アシストと活躍していた。U-18のチームならともかく、U-15で“1年生”が活躍するのは大したものだ。

 準決勝のセレッソ大阪U-15戦の先制ゴールは狙った通りのシュートではなかったものの、右からのクロスがこぼれるところに飛び込んでいったことで生まれたもの。2点目のアシストはこぼれ球が来た瞬間に前線のスペースを見つけて正確にパスを送り込んだもので、ボールが転がってくる位置とか前線にできたスペースを見逃さない独特の感覚の持ち主のようだ。

 もし、彼がこのまま成長して2030年のワールドカップに出場したら、その時が21歳ということになる。本当に若い選手だ。その頃には、日本でも20歳前後の選手がフル代表で活躍できるような環境になってくれているといいのだが……。

  1. 1
  2. 2
  3. 3