サンフレッチェ広島とセレッソ大阪が23年シーズン前の海外キャンプを発表! 急激な海外往来のハードル緩和でJクラブもアフターコロナへ…記者も体感したこの1年の変遷の画像
今年3月にオーストラリアで行われたW杯最終予選。この段階では出入国の負担が大きかった 撮影:中地拓也
■【画像】猛暑の中でもマスクを着用して選手の練習を行った日本代表・森保一監督■

 12月22日、サンフレッチェ広島セレッソ大阪の2チームが2023年シーズン前のスケジュールを発表した。

 この2チームは、キャンプ地の一つとしてそれぞれ海外を選択。広島は1月11日から27日までの一次キャンプをトルコで、セレッソ大阪は1月11日から19日までのキャンプをタイで行うという。

 なお、広島は二次キャンプを1月31日から2月11日まで宮崎県内で、セレッソ大阪は1月22日から2月4日までのキャンプを同じく宮崎県内で実施するとしている。広島がトルコでキャンプをするのは13年ぶり、C大阪がタイでキャンプをするのは4年ぶりとなる。

 コロナ禍の影響を受けていたJリーグだが、徐々に、それ以前の姿に戻りつつあるようだ。2020年シーズンにコロナの影響でJリーグが一時中断。日程の消化も危ぶまれる中で、無観客の試合も開催するなどして何とかスケジュールをこなしたシーズンとなった。

 そして翌21年と今年はキャンプにもその影響が出ており、キャンプそのものが中止に追い込まれるチームも相次いでいた。先述したC大阪も、今年1月に沖縄キャンプの中止を決定。また、J2新潟はクラスターが発生して予定変更を余儀なくされたほか、J2栃木も相次ぐ感染者の影響でキャンプ打ち切りを決定していた。

 各チームがそうしたコロナ対策に苦心しており、さらに各国の厳しい入国手続きもあって海外でのキャンプが縁遠いものとなりつつあったが、23年は徐々に緩和されそうだ。

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