■意外な場所で人気を実感

 現地時間の12月7日、日本代表が帰国のためのフライトの中にある時、本サイト記者はドーハ市内のスポーツショップにいた。各国のユニフォームやシャツ、帽子が並ぶが、よく見てみると、「%50―%25」の値札が書かれており、これは、カタールでの値下げを表している。

 メキシコ代表やベルギー代表の練習着やシャツが半額になっており、さらに、ドイツ代表のユニフォームまでもが半額になっている中、日本代表のユニフォームは小さなサイズしかなかった。しかも、その値段は据え置きのまま。

 ドイツ代表のユニフォームを手にして、同じように半額になるのか聞いてみると、「日本は人気があるからこのままの値段です」とのこと。しかも、他のサイズは売り切れてしまったという。すでにカタールからサムライブルーはいなくなってしまったが、意外な場所でその人気を感じたのだった。

「fifaworldcup」の公式インスタグラムでも、日本代表のユニフォームを着ている人に、好きな選手を聞く動画が投稿されている。この中に、日本人もいるが、そうではない国の人々も多く映し出されている。

 カタールワールドカップで日本は夢半ばで散ったものの、ここカタールではベスト16以上のインパクトを与えたことは、現地で取材をしていて強く実感している。

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