カタールで行われている4年に1度の祭典、サッカーワールドカップ。現在、ベスト8まで決定し、ベスト4をかた試合が12月9日、10日に行われる。
我らが日本代表はベスト8進出を目標に掲げていたものの、決勝トーナメント1回戦でクロアチアに敗戦。12月8日に帰国していた。
この大会で特に印象的だったのは、日本代表の試合が行われるごとに、日本人以外の人が日本代表のユニフォームやハチマキをして、スタジアムに訪れる数がどんどん増えていたこと。試合日に周辺取材をしていると、さまざまな国の人に出会うことができた。
クロアチア戦では本サイト記者が話を聞いた15人のうち9人が現地カタールの人だった。なぜ日本を応援するのかと聞くと、「ドイツとスペインを破って強いから」「サムライ」「同じアジアだから」といった声のほか、「折り鶴に感動したから」といった声も聞かれた。「折り鶴」とは、日本代表の選手が試合後にロッカールームに感謝の気持ちを込めて置いたもの。FIFAが公式ツイッターに上げていたが、そういうところから知ったのかもしれない。
ちなみに、「インドの●●(聞き取れなかった)の道路を日本の会社が作ってくれたから」という、インド出身で現在はカタールに移住している人の声もあった。その人いわく、「日本は自分の町ではナンバー1の人気」だという。