■12月1日/カタールW杯 グループE第3戦 日本代表2ー1スペイン代表(ハリファ国際スタジアム)
日本代表MF田中碧が決勝ゴールを決めて、スペイン代表に勝利。日本史上初となるワールドカップ2大会連続の決勝トーナメント進出を決めた。24歳のMFが決めた決勝ゴールにより、日本中が歓喜に溢れている。
前半11分、セサル・アスピリクエタの右サイドからのクロスにアルバロ・モラタがヘディングで合わせる。これが決まり、スペインが先制に成功。1点ビハインドで日本が後半へと折り返したが、ここからが圧巻だった。森保一監督は後半から久保建英に代えて堂安律、長友佑都に代えて三笘薫を投入すると、この交代策が当たる。
後半開始早々に堂安が強烈なシュートを突き刺すと、続く後半6分に逆転に成功する。
ペナルティエリア右で受けた堂安が、アレハンドロ・バルデをかわしきる前に右足でグラウンダーのクロスを供給。飛び込んだ前田大然は触れずにファーサイドへボールが流れると、三笘がゴールラインギリギリで折り返す。最後は田中が押し込んでゴールネットを揺らした。
三笘の折り返しのシーンでVARによるチェックが行われたが、結果はゴールラインを割ってないとの判定。これにより、日本は2点目を奪っている。