■2列目の役割

 中盤は田中碧に変えて守田英正が先発復帰か。現地時間24日の取材対応で守田は、ドイツ戦でも先発できた状態であったことを明かしており、第1戦こそベンチから見守ったものの、コスタリカ戦ではスタートから行くのではないか。

 守田とWボランチを組むのは遠藤航だろう。東京五輪を森保監督と戦い抜き、さらに、ドイツ代表戦で圧倒的なデュエルの勝率を誇った背番号6は、きっとスタートからピッチに立つはずだ。ただし、本大会直前に別メニュー調整となっていたため、当然、コンディションを見ながらにはなる。

 攻撃的な選手3人がどう並ぶかは、とても難しいポイントとなる。というのも、日本代表はおそらく、いつもとはやや違ってハーフレーンに人を配置して、大外を取るのはSBという可能性があるからだ。内向きのドリブルと、それ以上に、この試合では背後への飛び出しが求められることとなる。無数の組み合わせがあるが、ドイツ戦を継続するパターンであれば、その先発メンバーと同じ並びか。

 ちなみに、ドイツ戦後に伊東は「中3日の方が調子がいい」と語っており、現地時間25日の練習後にも重ねて、「今は2日目なので体が重いが、中3日の方が体が動く」と話しているので、快速ドリブラーのコンディションには期待したい。

PHOTO GALLERY ■【予想スタメン】久保建英&三笘薫など、ターンオーバーと初戦継続のどちらを採るか…日本代表、W杯コスタリカ戦の「予想スタメン&フォーメーション」!■
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5