■酒井宏樹は出場が困難か
ドイツ戦では後半から3バックにシステムを変更する勝負の采配で逆転勝利を勝ち取ったが、コスタリカ戦でスタートから3バックを使うとは考えにくいため、今回も「4-2-3-1」で予想したい。
まずは、初戦をベースにした「ドイツ戦継続パターン」だ。
GKは第1戦でマン・オブ・ザ・マッチに選出された権田修一が引き続き守るだろう。ドイツ戦前半にPKを与えるなどしたものの、ここで守護神を変えることはないはずだ。
最終ラインでは、酒井宏樹が外れる可能性が高くなっている。ドイツ戦での接触によって太ももに違和感を抱えており、試合翌日と翌々日の全体練習に姿を見せていなかったのだ。25日の取材対応で痛みがあることを明かしており、その代役として山根視来と長友佑都が考えられる。FC東京では右SBでプレーしている長友に関してはコンディション次第ということになるだろうか。
そのため、第1候補は左から伊藤洋輝、吉田麻也、板倉滉、長友佑都(山根)となるだろうか。長友と左SBのポジション争いをしていた中山雄太の離脱後、代わって招集されたのはFWの町野修斗で、左SBにはカナダ戦などでも起用されていた伊藤が入るだろう。