■11月17日/国際親善試合 日本代表ーカナダ代表(アルマクトゥームスタジアム)
カナダ戦を翌日に控えた11月16日、森保一監督は鎌田大地の新たな起用法について言及した。4-2-3-1のトップ下で先発出場が見込まれている背番号15を、試合途中からボランチに下げるオプションも考えているという。
指揮官は、「鎌田に関しては前線で起点になる、ボールに絡むプレーをしてもらいたい」と、まずはトップ下の選手としての期待を持ちつつも、「明日の試合でどこまで試せるかどうか分かりませんけれども、
組み立て、そして相手の攻撃を止めるというところから前線の攻撃に絡んでいってもらえるというところ」と、3列目に移しての起用法について具体的に言及したのだ。
というのも、鎌田がフランクフルトで欠かせない存在となっているほどに好調であるからだ。「彼がチームで行っていることを我々のチームで生かせるようにと考えている」と指揮官が言いたくなるほど、ボランチとしてクラブでは格別の輝きを放っている。ブンデスリーガで見せているプレーを、日本代表にも取り入れたいというわけだ。