マンチェスター・シティ・ウィメンズFCに所属するなでしこジャパン(日本女子代表)MF長谷川唯がチームの勝利に貢献した。
■4戦連続のスタメン出場でMOM級の活躍
バークレイズ・ウィメンズ・スーパーリーグ(WSL)第7節、レディングFCウィメン対マンチェスターCが現地時間11月6日に行われた。アウェイのマンチェスターCが3−0の勝利を収めている。
長谷川はこの日もアンカーとして4試合連続のフル出場を果たした。中盤の底からさまざまな位置に顔を出してボールを受け、前線やサイドに配給。ゴール前に顔を出すシーンはあまり見られなかったものの、ビルドアップで中心となるなどチームの攻撃の軸となった。
試合は、イングランド女子代表FWローレン・ヘンプが巧みなドリブルから相手のオウンゴールを2点を誘発。さらに、マンチェスターCのエースで現在得点ランキングトップのジャマイカ女子代表FWカディジャ・ショーに今季7ゴール目が生まれて3−0の勝利を収めた。
マンチェスターCの公式ツイッターが発表したMOMは全3ゴールに絡んだヘンプだったが、長谷川もそれに並ぶような活躍だった。それを示すのが、同ツイッターが公開した長谷川のヒートマップである。アンカーだったためピッチ中央部分が赤くなっているが、さらに、バイタルエリアや自陣まで下がってプレーするなど、さまざまな場所に顔を出していたことが分かる。
この投稿には「スーパーユイ」や「素晴らしい働き」、「我々は特別な選手を補強できた」や「女子サッカーの方にもベルナルドシウバいんのかよ」などと称賛の声が続々と届いている。また、長谷川本人も水色のハートの絵文字3つでマンチェスターCのツイートを引用リツイートした。