■名古屋のドリブラー
サプライズ候補として1番に挙げるのは名古屋グランパスの相馬勇紀だ。相馬はE-1選手権で優勝に大きく貢献すると、9月のキリンチャレンジカップ2022でメンバー入り。2試合目のエクアドル戦で後半21分から登場するや、得意のドリブルで左サイドをかき回して相手DFを翻弄した。
また、この試合ではそういった場面が少なかったが、献身的な守備でボールを持たない状況でもチームに貢献できるタイプでWBもこなせるため、現在の森保ジャパンには適性がある。
そして代表戦における “露出”が少なく、スカウティングする相手国にとってサンプルがほとんどないという部分も短期決戦では大きな武器になるだろう。
最近の代表戦に招集されているためサプライズと呼ぶかどうか微妙なところではあるが、その筆頭候補であることに違いはない。