■逆襲のセルティックMF
相馬と同様、最近の代表戦で招集されているため26人に入っても驚きは小さくなるが、旗手怜央もメンバー入りが期待される選手だ。
先のキリンチャレンジカップでは2試合ともに出番がなく、エクアドル戦後にはピッチでスプリントを繰り返して悔しさを発散する姿が印象的だった。
その後は所属クラブのセルティックで躍動。リーグカップとスコティッシュ・プレミアシップでそれぞれ得点を挙げると、10月22日に行われたハーツ戦では地元メディアの採点でチーム最高得点をつけられるなど、輝きを取り戻している。
また旗手はミドルレンジからの強烈な一撃を持っており、これに関してはカタール行きの可能性が高いとみられる中盤の選手たちを上回る。一振りでスコアを動かせる“パンチ力”は本戦で武器になるだろう。
これまでサムライブルーでは1度しかピッチに立っておらず、代表で結果を残すことに対しては人一倍強い思いがあるはず。その野心をカタールで見せる機会は訪れるか。