■J1参入プレーオフに6位で出場するのは?
10月23日14時に全試合キックオフされるJ2リーグ最終節。J1参入プレーオフを巡る争いでは、最後の一枠を巡って6位の徳島ヴォルティス、7位のベガルタ仙台、8位のモンテディオ山形が争っている。徳島は山形との直接対決で、仙台はブラウブリッツ秋田とのアウェイゲームだ。
徳島と仙台は勝点62で並んでおり、得失点差は徳島がプラス16、仙台がプラス8だ。両チームが勝つと得失点差の争いとなるが、その場合は徳島が有利だろう。両チームが引分け以下に終わった場合も同様だ。
7位の仙台は秋田戦に勝ち、徳島の結果を待つことになる。仙台が勝って徳島が引分け以下なら、仙台の6位が決定する。
仙台対秋田戦が引き分けに終わり、徳島が山形に敗れると、仙台は勝点63で徳島は勝点62のままだ。この2チームの間では順位が入れ替わるが、徳島に勝った山形が勝点64で6位に浮上してくる。
山形の立場で言うと、徳島を退けて仙台が引き分け以下に終わった場合に、6位になることができる。
同日の同時刻開催のため、他会場の結果を把握しながらの戦いにもなる。とりわけ試合終盤の攻防は見逃せない。徳島、仙台、山形のどのチームが、6位をつかむのか。23日の16時過ぎには、彼らの運命が明らかになる。