GKアリソンからの「カウンター一閃」! モハメド・サラーの独走弾でマンチェスター・シティの無敗に終止符の画像
マンチェスター・シティ戦で決勝点を挙げたリバプールのモハメド・サラー 写真:ロイター/アフロ

 昨季王者がついに初黒星を喫した。

■GKがアシストを記録

 10月16日、プレミアリーグ第11節にてリバプールマンチェスター・シティが相まみえた。

 ここ数年間リーグを席巻してきた両者による試合は前半を0-0で折り返すと、後半5分、ホームのリバプールにビッグチャンスが訪れる。カウンターの流れでハーヴェイ・エリオットからボールをもらったロベルト・フィルミーノは、自陣センターサークル付近からワンタッチでDF裏にスルーパス。ここに走り込んでいたのはモハメド・サラーだ。スピードに乗って一気にペナルティエリアに侵入したサラーはゴール左下目がけてシュートを放つ。しかし、これはGKエデルソンのファインセーブに遭い、得点には至らなかった。

 するとその3分後にシティがネットを揺らす。ケビン・デ・ブライネからのスルーパスを受けたアーリング・ハーランドがエリア内でGKアリソンと交錯すると、こぼれ球をフィル・フォーデンが押し込んだ。しかし、アウェイチームが先制したかに思われたが、VARチェックによってハーランドがパスを受ける前にファールしていたという判定が下され、ノーゴールになっている。

 それからも一進一退の攻防が続いていたがついに均衡が崩れる。後半30分、シティのFKをリバプールGKアリソンがキャッチすると、即座に前線へロングフィードを送った。その先にいたのは、敵陣でDFと1対1になっていたサラーだった。エジプト代表FWはボールがバウンドする瞬間に巧みにターンして相手を置き去りにすると、そのままエリア内へ独走。今度はGKエデルソンとの勝負を制してゴールを奪った。

 この得点を守り切ったリバプールが1-0で勝利。一方のマンチェスター・シティは今季リーグ戦初黒星を喫している。

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